【スマホ教室】MVNOって何?:格安スマホを学ぶ

1~2年前と比べると「格安スマホ」の認知度はかなり上がりましたね。 もしかしたらあなたも格安スマホにしてみようかな。 なんて思ったこともきっとあることでしょう。   それでも、 格安スマホって大丈夫なの・・・? ホントに安くなる・・・? 乗り換えめんどくさくない・・・? たまにMVNOとか聞くけど、それなんのこと? と思うのは当然ですよね。   だって、これまで携帯を買うと言ったら ・ドコモ ・au ・Softbank の3社だったから。   格安スマホに興味が出てきて、どうしたらいいかお悩みのあなた。   そんなあなたのために、某日本昔話の携帯会社のテクニカルアドバイザーを経て、 喋る犬の携帯会社とふてぶてしい猫の会社の特別販売部隊に身を置いていた私が分かりやすく解説していきます。 格安スマホ選びに失敗しないために、この記事を読んで知識をつけておきましょう。

いまさら聞けない格安スマホのアレコレ

スマホのことや携帯のことって誰に聞いたらいいかわからない時が多いですよね。 特に買い替えや乗り換えを検討しているときにお店の人に聞いても、 やっぱりお店の人は最終的には自分のところで買って欲しいから、決定的なことを教えてくれるってことが少ないです。

なぜ安くできるの?

そもそも格安スマホの会社と大手3社で違う部分。

その1:電波塔の所有権

ざっくり言うとドコモやauやSoftbank以外の格安スマホの大部分は、これら3社が所有する電波塔を使う権利を「レンタル」しているのです。 設備投資にそもそもお金がかかっていないんですね。 この電波の「レンタル」については政府もちょっかい出すようなレベルの話なので、法外なレンタル料はとりません。 3社からしてみてもユーザー以外にリース料を取れるので、そのへんはWIN WINなんです。

その2:スマホ本体の契約料

もう一つとしては、高額なスマホ本体を販売していない、もしくは本体自体の販売がない、からなんですね。 前回の記事で大手3社はiPhoneを売るためのAppleとの契約があるから値段を下げれないんじゃないかって仮説をたてました。 SIMカードのみの販売や、安価なスマホ本体を使うことで通信料にかかる負担を最小限にしています。

その3:人件費と広告費

極めつけとしては、人件費と広告費。 世の中何が一番お金がかかるかって、ヒトにお金がかかるんです。 ヒトが動くからお金がかかる。 物を作るにしてもヒトが動く。 多くのヒトが動くプロジェクトならその分多くのお金が動く。   何が言いたいかっていうと、 格安スマホの大多数がオンライン販売であったり、委託販売をしています。 むしろショップと呼ばれるような固定のお店を持たないところがほとんどです。   大手3社はそれぞれ日本全国に1000を超えるショップを持っています。 毎日のようにCMもバンバン出してます。 その人件費や広告費はどこでまかなうかって、そりゃ通信料(基本料)からですよね。

携帯会社=キャリア、格安スマホ=MVNO

すみわけとして覚えておいて損はないこと。 それは呼び方です。 格安スマホも大手3社も大きく言えば「携帯会社」(今の時代はスマホ会社になるんだろうか・・・?)です。   先ほど見たようにおおもとの電波塔を所有し、権利を持つ会社のことを キャリア と呼び、それをレンタルして運営している会社のことを MVNO(仮想移動体通信事業者) と呼びます。

安心安全?ショップはある?

格安スマホ(MVNO)は有名なところはごく僅かですが、実際のところ数百社にものぼる会社がこのスマホ産業に乗っかっています。 安心安全というと語弊があるので言い直しますが、 弱小のMVNOと契約をしても、そこが万が一潰れたり何かあった時の リスクが有るか無いか これで言うのであれば、やっぱり多少なりともリスクはあります。 事実毎年多くの会社がMVNOに参入し、退場していってます。

ショップの有無は限られる

最近では楽天SIMやLINE SIM、UQモバイルなどもショップの数を増やしてきています。 それでもショップの数は限られます。 基本的にMVNOで契約した場合のアフターフォローはメールか電話となることを覚えておきましょう。

iPhoneあるの?

独自でAppleと契約をして販売を行っているMVNOは極めて稀です。 iPhoneが使いたい場合はAppleストアなどでSIMフリー版を購入しましょう。

どこで買うの?

MVNOの契約方法は基本的にネット申し込みのところが多いです。 電気屋さんなどでSIMのパッケージを販売しているところも増えてきましたが、開通作業や支払いの設定はネットなどオンライン上で行うことになります。 ショップがあるところや、郵便局と提携していたり、スーパーや百貨店・電機屋と契約しているMVNOであればそこの契約店舗のスタッフが開通作業をしてくれることも増えてきました。

格安スマホの通信速度は大丈夫なのか

それこそ1~2年前に比べたら通信速度は神レベルまで進歩しています。 時間帯などにもよりますが、大手3社と比較しても全然変わらない速度で使うこともできます。

なぜ格安スマホは通信速度が遅いのか

それでもまだ通信速度が思うように出ていないところも多い。 それに混雑時間帯では速度が制限されることもあるのがMVNOのツラいところ。 では、なぜ通信速度が遅いのかっていう話。

第一優先はキャリア利用のユーザー

道路です。 わかりにくくてすいません。 通信状況を道路に例えて説明していきます。 もともとの電波の容量がこの道路だと仮定します。 権利を持っているキャリアは、MVNOに一部電波の利用許可(レンタル)をします。   レンタルしたとしてもキャリアもそれを使えるのは当然の話。 そして、優先されるのは キャリアのユーザー なので、有事の際にはまっさきにMVNOの利用制限がかかります。   有事の場合以外にも全体が混雑してきた時にまず制限がかかるのがMVNO。 なので混雑時間帯などはキャリアのユーザーが優先されるために、MVNOユーザーの通信速度が遅くなる傾向にあります。

人気のMVNOにも注意が必要かも

せっかく出した道路が全然活用されていません(笑) キャリアのユーザーが優先されるのは理解できたと思います。 次に遅くなってしまう原因のひとつと言われているのが、 MVNOの容量 の問題。 もの凄いざっくりした話ですが、 日本の人口が約1億2千万人。 今や幼児でさえスマホやタブレットを操る時代。 大手3社がこれまでそのすべてを請け負ってきたので、大雑把に計算して1社あたり4000万人のユーザーがいます。   もし仮にMVNOが1社で4000万人のユーザーを抱えたらどうなるか。 やっと道路に戻ってこれました。 これはあくまでもわかりやすく可視化したものなので、実際のところMVNOの使える領域がここからここまでって決まっているわけではありません。 ただ、ひとつの会社で沢山ユーザーを抱え、それが一気に使った場合。 通信の渋滞が起こります。 それゆえにMVNOは有名なところでも、通信が遅い遅いと言われることがしばしばあります。

ヘビーユーザーのメイン機でなければ問題ない

漫画も音楽も動画もダウンロードもゲームも一日中やりたい放題やるぜ! 毎日のように通信をヘビーユーズする方。 それもWi-Fiではなく、モバイル通信でやりたい人にとっては格安スマホの通信速度に不満を感じるタイミングは多いかもしれません。   そこそこに使えて、電話ができればそれでいい。 そんなあなたなら、速度についてはそこまで気にならないでしょう。

その乗り換えちょっと待って

やっぱり安く使えるのはいいですよね。 節約がブームになっちゃうご時世です。 格安スマホに乗り換えることは家計を救うこともおおいにあるでしょう。

デメリットは把握した?

細かいデメリットについてはまた別の機会に記事にします。
確認事項
  • 電話番号の維持
  • 契約期間
  • アフターフォローが必要な時の対応
  • 新しい端末(スマホ本体)はちゃんと使える?
こんなところでしょうか。 スマホ、携帯電話の通信の契約上、おいそれと乗り換えサーフィンはできません。 契約期間が無い会社やそういった契約方法もあったりしますが、 物理的な問題と精神的な問題で、やっぱりホイホイと乗り換えサーフィンはできないでしょう。   ある程度の期間は「そこで使う」という決意のもと乗り換えを決断しないといけません。   こんなつもりじゃなかった   といっても後の祭りになってしまっては泣くに泣けませんからね。

私はどうしているか

こんな記事を読んでいると「おまえはどうなんじゃい!?」って思いますよね? 私のメインはau産のiPhone8plusとiPad Proです。 サブ機でワイモバイル産Androidが1台とau産Androidが1台、以前にUQ産も使ってたのですが今は解約してます。 外のWi-Fi用にイオン産のSIMをUQ産のWiMAXに刺して使っています。 蛇足ですが、家のネットはSoftbank光を繋いでます。 スマホと家ネットやポータブルWi-Fi機をセット割していないこの無駄感(笑) そして無駄にau産スマホを2台契約しているという無駄っぷり。

まとめ

きっと私はメイン機をMVNOにすることはないでしょう。 極度のめんどくさがりなので・・・。 私の通信費、これもホントに無駄だなぁ・・・って思うんですけど スマホやタブレット、家ネットも合わせたら毎月4万くらい使ってるんですよね、ひとりで。 (自分でもビックリ) それでもスマホが大好きで、携帯が大好きな私が今回お送りしました。 格安スマホ(MVNO)はホントに便利により安くなってきているので、ぜひじっくり検討してみてくださいね。 これからも、スマホについてや格安スマホについて色々お役に立てる情報を記事にしていきたいと思います。   Twitterでも情報発信していきますので、フォローお願いします!